鏡餅

鏡餅を置く場所はどこがいい?意味の違いと飾る方角の関係

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正月に飾る鏡餅ですが、あなたは何処に飾っていますか?毎年同じ場所に飾っているけど、置く場所によって意味が違うの?と、ふと感じることもありますよね。鏡餅のような伝統文化に触れる時には疑問が生まれてくるものです。そんな疑問をここで解決してしまいましょう。

今回の記事では、

・鏡餅を置く場所はどこがいい?
・鏡餅の意味は置く場所によって違う?
・鏡餅を飾る方角の関係

についてご紹介します。

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鏡餅を置く場所はどこがいい?

鏡餅を1つしか飾る予定がない場合、床の間に置くのがいいでしょう。近年では床の間の無い家庭もありますが、その場合リビングに置いても問題ありません。

床の間や玄関に大きめの鏡餅を飾り、神棚や仏壇にはそれよりも小さな鏡餅、台所などの火や水を扱う所にも飾るのが一般的です。中にはトイレや全ての部屋に鏡餅を飾るなど、地域によって傾向が様々です。もちろん鏡餅を1つしか飾らない家庭も多いようです。

鏡餅は「歳神(年神)」という穀物の神様を迎えるためのお供えです。ですから鏡餅を飾る場所のポイントは、家の大切な所に置くことです。

【昔から床の間に飾っていた】

江戸時代になってから一般的な家の構造に「床の間」を取り入れるようになり、当時から鏡餅は床の間に飾っていました。武家社会から登場した鏡餅ですが当時は、「鏡餅」ではなく「具足餅(ぐそくもち)」と呼ばれていました。

その由縁は餅を飾ってその目の前に鎧や兜などの武具をお供えして、後に餅を皆で分け合って食べたことが鏡餅の始まりです。そうして餅を食べることを「刃柄(はつか)を祝う」といいます。

また、当時の女性は、女性の大切な命とされていた「鏡台」に鏡餅を飾っていました。この鏡餅を開くことを「初顔を祝う」といいます。

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鏡餅の意味は置く場所によって違う?

前項目で述べたように鏡餅は歳神へのお供えです。しかし、家の中には様々な神が宿るとされていますので、他の神様のことを意識した場所にも鏡餅を飾っておくのもいいでしょう。

竈神(かまどがみ)

火にまつわる神様のことで、昔の家の中で言う「かまど」、現代で言うとガスコンロのある「台所」に宿る神様です。東日本ではオカマサマ、西日本ではコウジンサマなど地方によって呼び方が違います。遥か昔から火は神聖なものとして扱われてきました。

水神(すいじん)

水にまつわる神様のことで、生命の源でもあります。昔で言う「井戸」、現代では「台所」や「洗面所」などの水場に宿ります。また、水神は日本では「田の神(田んぼの神様)」と結びついているため、田んぼ近くの用水路に祀られています。お餅も田んぼで出来た米から作られているので、鏡餅とは非常に縁のある神様です。

納戸神(なんどがみ)

納戸というのは食べ物や衣類などの荷物の保管場所という以外にも、昔は「寝室」という意味合いでも使われていました。他人の踏み入れる事の許さない私的な空間であり、赤子を生む場所でもあるので神聖な場所とされています。ですから寝室に鏡餅を飾るのも縁起がいいわけですね。

神床(かんどこ)

「床の間」は歳神が鎮座する場所であるとされています。床の間も神聖な場所なので昔から鏡餅をお供えしたり、仏壇や神棚を置く場所として利用されてきました。

玄関

玄関は神様の通り道と言われていて、ここに鏡餅を飾る家庭も多いです。しかし、玄関はいわゆる下座にあたるので、玄関だけに鏡餅を飾るのは神道的にはあまりよくありません。やはり優先して鏡餅を置くのは床の間(リビング)ですね。

鏡餅を飾る方角の関係

鏡餅を飾る方角についてですが、実は特別な決まり事はありません。当然どの部屋でも好きな方角に置けるわけではありませんしね。もしも、風水的に気にするのであるならば、恵方を気にしてみましょう。

2019年の恵方は「東北東」です。少しやこしいですが、簡単に言うと「真東」からほんの気持ち程度「北」といった感じです。真東から鏡餅1、2個分北寄りに置いてみましょう。

まとめ

鏡餅を飾る最優先の場所は「床の間」で、その次が「台所」と「玄関」です。ただ、小さな子どもの手に触れたり、壊れてしまったりする可能性がある場合は少し飾る場所を工夫した方がいいですね。また、台所は湿気が多くなるので餅のカビには注意が必要です。

歳神だけではなく家の中の多くの神様にもお供えするつもりで鏡餅を準備したいですね。

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