年賀状

年賀状の習慣はいつから始まった?今と昔の違いは?

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年賀というのは一般的に新年を祝う挨拶や贈り物のことを指します。年賀状はあなたもご存知の通り、誰でも気軽に行える年始めの文書による挨拶です。あなたもきっと一度は年賀状を書いたことがあるでしょう。しかし、古くからの習慣ですがいつ頃から始まったのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

確かに知らなくても問題はありませんが、僕もこの機会に色々と調べてみました。また、時代が流れると共に文化も移り変わっていくもので、近年の年賀状事情も気になるところです。

今回の記事は、

・年賀状の習慣はいつから始まったのか
・年賀状の今と昔の違い

についてです。では、見ていきましょう。

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年賀状の習慣はいつから始まったのか

年賀状の習慣は世界と日本では始まった時代が違うようです。

世界の歴史

世界で年賀という習慣が始まったのは紀元前の四大文明の時代だと言われていて、宗教的な儀式があったとの伝承があります。

やがて暦が生まれて1年を365日とし、その区切りの1日目に健康や無事を祈る意味で挨拶をするようになったのです。当時は顔を合わせての挨拶だったのが、なかなか会えない社会事情に変わっていき、やがて文字や紙が普及したことにより、今の年賀状に近い型になっていったのです。

想像以上に古くからの習慣であり、現代まで続いていることを考えると素敵なことですね。

日本の歴史

日本における年賀状の始まりは平安時代にあります。大化の改新で中国から漢字や紙が伝来し、当時は階級の高い人間だけが伝令として利用していました。因みに年賀状を初めて出した人物の記録は残っていません。

現代のように庶民が年賀状を送るようになったのは江戸時代に入ってからです。その頃になると飛脚(びきゃく)という制度が登場し、町飛脚という職業によって年賀状が配送されるようになりました。

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その後、明治3年(1870年)に郵便専門の事業ができ、明治6年(1873年)に郵便はがきが発行されます。しかし、年賀状の需要が増えすぎたため、明治32年(1899年)に年賀郵便として、現代のように正式な年賀状の扱いになりました。

明治の頃は年賀状を送る人が多くて、配送する人手が足りずにパンク状態だったんですね。余談ですが飛脚というのは現代の佐川急便の商標でもあります。リサーチすると意外な発見もありますね(笑)

年賀状の今と昔の違い

長い歴史の中で見ても、年賀状の本質的な意味合いは今も昔も変わっていませんでしたね。では変わった部分はどこでしょうか?ここで言う今と昔の違いというのは、平成と昭和での比較です。

年賀状を出す人の割合が減った

根本的な部分ではありますが、一番の大きな違いはこれではないでしょうか。年賀状の発行当初から右肩上がりに増え続けた年賀状の発行枚数は、2003年(約44億枚)でピークを迎えました。しかし、それから徐々に減って行き、2017年では約25億枚まで落ち込んでいます。

その主な理由は何と言ってもIT技術の進歩でしょう。こうして僕が記事を書いているパソコンも、普段持ち歩いているスマートフォンもそうですね。現在のメールやLINEなどのツールは非常に便利で、簡単に情報のやり取りが出来るようになりました。

近年の調査ではこれらのツールを年賀状変わりとして利用している人は約70%、年賀状を送らない人は約40%とのことです。僕は両方活用していますが、やはり年賀状を送る習慣が廃れていくのは寂しく感じます。

お年玉くじ付きの年賀はがきの賞品が現金になった

1949年に初めてお年玉くじ付きの年賀はがきが発行されました。最初の賞品はミシンや洋服の生地などでしたが、当時ではかなり高級な物だったようです。その後、洗濯機や電子レンジなどの家電製品を経て、2014年を境に現金へと変わっていきました。

その理由は、「貰って嬉しい物は何か?」という国民のアンケートの結果からです。因みに2017年は現金10万円でした。確かに現金であれば貰って困ることはありませんよね。

年賀状を貰って、お年玉も貰って・・・羨ましい限りですよね。昔はいつか当たるんじゃないかと、これを楽しみにしていた記憶があります(笑)

まとめ

いかがだったでしょうか。

年賀状は日本では平安時代から、世界では紀元前の古代からの風習だったなんて驚きですよね。また、近年では次第に年賀状を送る機会が減っていて、理由も様々あると思います。

しかし、古来の人たちの考えを想像しながら書く年賀状も、きっと風情のあるものだと僕は思います。

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