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FF7リメイククリア後の評価は?良かった点と悪かった点

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話題のFF7リメイクを僕自身、実際にプレイしてクリアしたのでこのゲームの評価をしてみたいと思います。良かった点、悪かった点、改善して欲しい点についてご紹介します。

僕は原作のFF7、クライシスコア(CC)を何度もプレイしたり、アドベントチルドレン(AC)を何度も観るほどFF7が好きな人間だと思ってこの記事を見て下さい。

※この記事はかなりのネタバレや考察内容を含むので、未プレイの方やネタバレが嫌いな方はご注意下さい。

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FF7リメイククリア後の評価【良かった点】

映像が綺麗でフルボイスのため没入感がすごい

パッと見ても分かるように映像が非常に美しいです。プレイ画面がムービーシーンに見劣りしないレベルで、まるで一本の映画を観ているかのような感覚になりました。

キャラクターの肌や服の質感までしっかり表現されています。また、主要キャラだけでなくNPCまでもがフルボイスで、街を歩いているだけで住人の様々な声が聞こえてきます。

物語が進むとNPCの話す内容も変化するため、本当に人々がそこで暮らしているんだなという実感が湧きます。こういった細かい部分がFF7リメイクの世界に没入出来るポイントだと思いました。

アドベントチルドレンの時点でもかなりリアルな映像でしたが、FF7リメイクの映像は更に繊細に描かれているのが良く分かりました。

キャラクターの個性がより分かりやすくなった

クオリティの高い映像やフルボイスに加えて、原作(FF7)では表現できなかったキャラの表情から個性や心境の変化なども見て取れるようになりました。

例えばバレットは初めクラウドを「神羅の犬」と呼んだりあまり信用していませんでしたが、行動を共にすることで徐々に「頼れる仲間」として認識していくようになります。

原作では僕自身あまりバレットが好きではありませんでしたが、どんな表情で娘のマリンやアバランチのメンバーと接しているのかを知ることによってバレットの見方も良い方向に変わりました。

またアバランチの仲間であるビッグス、ウェッジ、ジェシーの生い立ちなども表現されているため、原作よりも思い入れの深いキャラクターになっている点が良かったです。

コマンドバトルからコマンドアクションバトルへ変化

原作ではコマンドを選ぶだけの戦闘だったのが、リメイクではコマンド+アクションに変化しました。個人的にこのシステムが戦闘を退屈させない要素となっています。

戦闘はフィールドからシームレスに突入してプレイヤーの操作で移動しつつ、通常攻撃、ガード、回避、アビリティ、魔法、アイテムなど状況によって行動を変える必要があります。

ただ、咄嗟の判断が必要な場面も多いのでアクションが苦手な人は少し取っつきにくいかもしれません。一応オプション設定で難易度をクラシックモードに設定すると、移動、通常攻撃、ガード、回避は自動で行ってくれるのでプレイヤーはアビリティ、魔法、アイテムの選択だけに専念出来るので原作に近いコマンドバトルとして楽しむことも可能です。

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FF7リメイククリア後の評価【悪かった点】

ストーリーの重要な部分が原作から大幅に改変されている

FF7リメイクの最大の不満点として挙げられるのはやはりこれです。FF7リメイクはFF7としてではなく別のゲームだと思ってプレイした方がいいです。

エンディングまでプレイしてみて僕自身が一番感じたのは、自分がプレイしたかったのは「FF7リメイク」ではなく、「FF7リマスター」なのだと気付きました。

FF7リメイクをただ単に現代の技術で蘇ったFF7だと考えていたり、原作に深い思い入れがある人にとっては納得出来ないストーリー改変に感じるかもしれません。

※ここからストーリーの核心を突くネタバレになります

FF7リメイクのストーリーの何が問題なのかというと、物語の序盤から現れるフィーラーという名前の黒いモヤの存在であり、これは原作には登場しません。

このフィーラーは運命の番人と呼ばれていて、決められた「運命」へと導く存在なのです。では決められた運命とは何かというと、原作FF7のストーリーの筋書のことだと思ってほぼ間違いないでしょう。

その証拠にFF7リメイクで各キャラクターが原作に無い行動を取った時に度々フィーラーが現れています。

例えば伍番魔晄炉の爆破作戦の時、原作ではクラウドもこの作戦に参加していました。しかし、リメイク版では伍番魔晄炉の爆破作戦はクラウド抜きで行う予定を立てています。

この時点で本来の運命(原作の流れ)から外れてしまうため、運命を軌道修正するために大量のフィーラーが現れます。

そして、作戦に参加予定だったアバランチのジェシーは、フィーラーの妨害によって足を怪我してしまいます。その結果ジェシーの変わりにクラウドが作戦に参加することとなり、原作と同じストーリーの流れに戻ったと言う風に見て取れます。

ここまではまだ僕自身もフィーラーの存在はストーリーのちょっとしたプラス要素として捉えていましたが、物語終盤でとんでもないことが起こります。

神羅ビルで現れるセフィロスによってバレットが刀で串刺しにされてしまうのです。僕自身目を疑いましたがそれは明らかに致命傷でした。

もちろん原作ではこんな展開はありませんし、バレットは本来死んでしまうキャラクターではないのです。そしてその後何が起きたのかというと、なんとフィーラーがバレットの傷を修復して何事もなかったかのようにバレットは蘇ります。

つまり、フィーラーの「運命を操る能力は死すら覆す」ということがこの時点で分かり、僕の中で一気に冷めてしまいました。

何故なら原作のFF7は命の尊さを題材にしたストーリー展開になっているからです。

原作をプレイした人なら分かると思いますが、ザックスやエアリスはストーリー上で死んでしまいます。しかし、そういった亡くなった人の死を乗り越えたからこそ成り立った物語がFF7だったはずです。

「運命は死よりも強い」というフィーラーの存在によって、FF7という世界観を完全に壊してしまったといっても過言ではありません。

そんな最中迎えたリメイクのラストではミッドガルハイウェイの先で「運命の壁」という亜空間に飛び込み、クラウドたちはそこでフィーラーと戦い、それを倒すことによってこの先の運命を変えられるという展開になっていきます。

そして、原作には現れないセフィロスを倒してクラウドたちはミッドガルを旅立つ・・・というところで今作のFF7リメイクは終了しています。

最後にエアリスが「未来は白紙だよ。」と言い放つのですが、「ここから先の展開は誰にも分からない(原作と違う)ストーリーになるよ。」と言わんばかりのメタ発言をしています。

エアリスが死なない生存ルートすら臭わすこの展開を僕は未だに受け入れられずにいます。

エアリスやセフィロスが先の運命(原作FF7のストーリー)を知っているかのような言動をしていたり、ザックスが生きているかのような映像がありますがここでは長くなるので割愛します。

これらのストーリーの改変をプレイヤーがどう捉えるかでFF7リメイクの評価が大きく変わると思います。

よく批判的な意見を言うとめちゃくちゃ噛み付いてくる人がいますが、肯定派も否定派もどちらが正しくてどちらが間違っているかなんてないと思います。個々での考え方や捉え方が違って当然なのだから。

ムービーやカットシーンが多くテンポが悪い

FF7リメイクは映像の綺麗さを売りにしているので仕方ない部分かもしれませんが、ムービーやカットシーンがとにかく多いです。つまり、映像のメリットがデメリットにもなっています。

少し進むたびに映像シーンで操作出来なくなったり、戦闘中に何度もカットシーンが入ったり、走って移動したいのに場面や会話を見せるために何度も強制的に歩き移動になったりします。

流石にここまで来ると尺取り過ぎだろうと思わざるを得ないです。例えるならばRPGがやりたいのに映画をずっと観せられているような感じです。

また、ストーリーはチャプター方式になっていて一度進むと戻れない場面が多々あります。(一度エンディングを迎えると好きなチャプターからプレイ可能ですが)

ミッドガルは広いけど自由度が低くなってしまっていると感じたのはこれが原因です。ストーリーだけを楽しみたい人には丁度いいかもしれません。

バトルでのストレスが多い

バトルシステム自体は面白いのですが痒い所に手が届かない感じは否めないです。敵はシンボルエンカウントなのですが、敵がなかなか湧かないので戦いたい時に戦えない。

また、基本的に敵が硬くてこちらのレベルが高くても雑魚敵ですら脅威となり、回復を怠ったりマテリアや装備で対策をしていないと直ぐに戦闘不能になります。

敵のバーストゲージを溜めてバーストさせることで大ダメージを与えられるようになるのですが、バーストありきの耐久力なので雑魚敵でも討伐までかなり時間がかかります。

戦闘の難易度をオプションでイージーやクラシックにすると敵も弱くなりますが、今度はヌルゲーになってしまいます。

原作のようにサクサク雑魚敵を倒してレベルアップしていく感じではないため、せっかくのコマンドアクションバトルの爽快感が削がれているように感じました。

その他に飛んでいる敵も多く攻撃が思うように当たらなかったり、魔法やリミット技すら敵が移動しているため当たらなかったりするのはかなりストレスでした。

前項目で述べたようにボスや中ボス級の戦闘中に一定量ダメージを与えるとカットシーンが入るのですが、その直前にリミット技を使うとリミットゲージは消費するのに無効化されることもしばしばあります。

また、召喚獣もそれぞれ対応したバトル(ボス戦など)でしか呼べないので使用頻度も少なく影が薄いです。あとカメラアングルも悪くロックオンしていても敵がカメラに収まらないこともよくあります。

この辺りのバランスをもう少し考えられなかったのかなと思いました。

FF7リメイククリア後の評価【改善して欲しい点】

ストーリーの改変に多くの人が納得できる方法を取るべきだった

FF7リメイクのストーリーはフィーラーという存在を取り入れたことによって、原作のパラレルワールドやループ説を思わせるような内容になってしまっています。

僕自身も確かに原作でエアリスやザックスが生きていたら、運命を変えられたら・・・という仮定を想像をしたことはあります。しかし、スクエニが公式としてそういった可能性を出してくるのはおかしくないか?と感じてしまいます。

何故なら多くのファンが原作のFF7から感じ取った哀しみや感動を覆すことになるからです。

僕が思うにFF7リメイクの1周目のプレイでは原作通りのストーリーを忠実に再現して、2周目でフィーラーを登場させるストーリーとして盛り込めば、パラレルワールドやループ説であってもまだ許されたと思います。

問題なのはFF7原作の筋書がほぼ消えてしまって蔑ろにされている点だと言えるでしょう。今回のFF7リメイクは分作の1作目なので今後のストーリー展開はまだ分かりませんが、FF7ファンの万人受けを狙う展開ではなさそうです。(今作がそうではなかったので)

映像よりももっとRPGに寄せるべきだった

ムービーなどの映像や演出は流石スクエニと言わんばかりの高クオリティーで非の付け所がありません。ただし、FF7リメイクはRPGであるという点をもっと大切にして欲しかったです。

先程の悪かった点で述べたようにテンポが悪くならないように、ムービーや戦闘中のカットシーンなどもう少し抑えて欲しかったです。

戦闘システムに関してもバランスの調整不足を感じるので改善しなければ、今後の続編での戦闘が段々ダルく感じてしまいそうですね。

分作で本体価格約1万円はやはり高い

FF7リメイクは分作であり何部作で完結するか公式ですらまだ決めていません。今作はFF7原作のミッドガル脱出(ストーリーの約5分の1)までしか話が進んでいません。

今後の続編を考えるとかなり大きな出費が必要になるのは必然です。せめて7,000~8,000円くらいの価格設定にして欲しいなと感じました。

次回作からは原作から大きく外れたストーリー展開になる可能性も高いので、何部作で完結するのか全く想像がつかなくなりました。

まとめ

FF7リメイクの悪い点が目立つようなことを述べてしまいましたがそれでも個人的には十分楽しめました。点数でいうと10段階で7点くらいの良ゲーだと思います。

プレイ時間はゆっくり進めて50時間くらいでクリアしたのでボリューム的にも丁度良かったです。

FF7リメイクはストーリーの改変を気にしない人にとってはもっと高評価になるかと思います。ただし、僕の様にストーリーの大部分の改変に賛成出来ないFF7ファンにとってはなかなか悩まされる作品だと言えるでしょう。

僕はクリアしてから未だにモヤモヤしています。まあ、何だかんだで結局この物語の行く末が知りたくなって次回作も買ってそうですけどね(笑)

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