モンスターワールドアイスボーン【MHWI】では武器やスキルに様々な修正が入ります。弱体化や強化される要素は出来るだけ早くに知っておきたいですね。
アイスボーンのβテスト版でも既に修正された内容があったり、Vジャンプからの先行情報もたくさん出始めました。今回はアイスボーンの武器とスキルの弱体化と強化についてご紹介します。
目次
アイスボーンの武器の弱体化と強化内容
太刀
見切り斬りが弱体化されて成功させるための受付け時間が短くなり、錬気ゲージが0の状態では出せなくなりました。
太刀はガード出来ない武器ですが見切り斬りを連続で出せてしまい、ほぼ全ての攻撃を無傷でカウンター出来てしまっていたのでバランス調整のため下方修正されたようです。
受付け時間に関してはMHWの最初の修正が入る前のタイミングに近い状態に戻されました。錬気ゲージは少しでも溜まっていれば発動可能です。その変わりに大回転斬りや気刃兜割り、新アクションの特殊納刀からの攻撃をモンスターに当てると、一定時間錬気ゲージが自動で増え続けるようになります。
今まで太刀を使用していたプレイヤーは練習して慣れる必要がありそうですね。
弓
チャージステップで素早く動き回りながら定点攻撃しやすかった弓は属性ダメージに下方修正がかかりました。
比較的簡単に高威力を叩き出せていたため大きく弱体化された内容となっています。情報によるとチャージステップ中のターゲットカメラを使った定点攻撃もしにくくなったとか。
アクション | 属性補正(ワールド) | 属性補正(アイスボーン) |
通常溜め1 | 0.5 | 約0.165 |
通常溜め2 | 0.7 | 約0.35 |
通常溜め3 | 1.0 | 約0.67 |
クイックショット | 0.5 | 約0.5 |
剛射溜め2 | 0.7 | 約0.525 |
剛射溜め3 | 1.0 | 約0.67 |
モーションによって違いがありますが概ね属性威力が5割~3割まで下がっています。物理攻撃力や属性値を上げるスキルが必須になってきそうです。
しかし、新アクションの竜の千々矢というスリンガーを利用した攻撃がかなり強いため、これを攻撃に組み込むことで火力を上げていけそうですね。
チャージアックス
超高出力解放斬りがかなり強かったチャージアックスは、超高出力解放斬りの斧叩きつけ後のビンのダメージ(モーション値)が97から70に下方修正されました。
このため今まで強かった超高出力解放斬りぶっぱ戦法の効率が悪くなります。その代わり新アクションとして斧強化状態による追加ダメージ要素が取り入れられました。
ビンを使用すると斧強化状態の時間は減少してしまうが、ビンを使用しない斧だけの攻撃に大幅なダメージアップが見込めます。このためチャージアックスはビンを使用しない斧攻撃を主体とした戦法が有効になりそうですね。
ヘビィボウガン
拡散弾のダメージが数パーセントカットされてカクサンの実を一度に持ち込める数が10個から5個に減少しました。
これにより拡散弾連射の運用が難しくなりましたが、拡散弾を使用しない戦法であれば今まで通りのヘビィボウガンと変わりない火力が出せます。
特殊照準構えという新アクションもあり、適正距離であれば弾の威力が上がるので更なる火力も見込めそうです。
大剣
ジャンプ斬りのモーション値が大幅に下がったため、特定のフィールドの段差を利用したジャンプ斬り連打の戦法が使えなくなります。
また真溜め斬りが大剣のメインのダメージソースとなりますが、真溜め斬りの溜め1と2はモーション値が下がっています。
その代わり新たに追加された強撃の効果で真溜め斬りの一撃目を弱点に当てることで、二撃目が大幅にダメージアップしてモンスターに怯みも与えることが出来ます。
アクション | ワールド | アイスボーン | アイスボーン(強撃) |
真溜め斬り1 | 15+165 | 15+120 | 15+144 |
真溜め斬り2 | 20+182 | 20+175 | 20+210 |
真溜め斬り3 | 22+211 | 22+211 | 22+264 |
一方、真溜め斬りとジャンプ斬り以外の攻撃のモーション値は上がっていますので、トータル的に見ても大剣はかなり強化された武器と言えるでしょう。
アクション | ワールド | アイスボーン |
溜め斬り3 | 105 | 110 |
強溜め斬り1 | 65 | 82 |
強溜め斬り2 | 90 | 111 |
強溜め斬り3 | 115 | 131 |
飛び込みなぎ払い1 | 71 | 75 |
飛び込みなぎ払い2 | 85 | 96 |
飛び込みなぎ払い3 | 110 | 118 |
その他の武器は弱体化した要素は今の所見当たらず、新アクションによって更に強化されているのでここでの紹介は省きます。
また、マムタロトの鑑定武器はアイスボーンで何かしらの救済処置がされるようです。強化が出来るのかどうなるかはまだ発表されていませんが、完全に無駄になるということは無いとのことです。
因みに残念なことに今までかなり強かった転身の装衣は弱体化しています。具体的には効果時間が90秒から120秒に伸びているものの、無敵回避が発動すると効果時間が20%ほど減少するとのことです。
このため転身の装衣を着ていても出来るだけモンスターの攻撃は自力で回避して、保険として転身の装衣を使用するという立ち回りが大事になりそうですね。
アイスボーンのスキル弱体化と強化内容
弱点特効
弱点特効は必須級のスキルでしたが弱体化が入りました。アイスボーンでは真アクションのクラッチクローなどでモンスターの部位に傷がついた状態で、ようやくワールドの時と同じ会心率になります。
弱点特効の本領を発揮するには傷状態が前提となってしまったので少し扱いにくいスキルとなってしまいそうです。
スキル(レベル) | ワールド | アイスボーン |
弱点特効(1) | 有効部位への攻撃時に会心率+15% | 有効部位への攻撃時に会心率+10%傷がついていれば更に+5% |
弱点特効(2) | 有効部位への攻撃時に会心率+30% | 有効部位への攻撃時に会心率+15%傷がついていれば更に+15% |
弱点特効(3) | 有効部位への攻撃時に会心率+50% | 有効部位への攻撃時に会心率+30%傷がついていれば更に+20% |
渾身
ワールドではスタミナゲージが満タンになると即座に会心率が上がっていた渾身ですが、アイスボーンでは一定時間スタミナ満タンを維持しないと会心率が上がらなくなりました。
具体的には数秒ほどスタミナMAXを維持しなければならないようで、太刀の見切り斬り連発や回避後すぐに会心率を上げるのが難しくなります。
見切り
弱点特効や渾身などが弱体化された分、見切りに関しては強化されました。具体的にはレベル1で会心率が5%、レベル2で10%上がるようになり、更にはレベル7が追加されて40%まで上がるようになります。
非常に重たいスキルではありますが見切りの有用性はかなり上がるかもしれませんね。
無属性強化
ワールドでは無属性の武器の素の攻撃力を1.1倍に上げるスキルですが、アイスボーンでは1.05倍まで下がってしまいます。
今まで属性武器が不要なくらい無属性武器がかなり強かったので、本来のモンスターハンターの形に近付いたと言えるでしょう。
これからはモンスターによって属性武器を使い分けていくという点で言えば、より戦略性が出てくるのでプラスの修正でもあると言えるかもしれません。
護石
アイスボーンではマスターランクが解放されることで、護石を更に強化出来るようになります。それに伴い例えば今までMAXでレベル3だった攻撃の護石がレベル4まで上げられるようになります。
今までレベル2がMAXだった護石もレベル3まで上げられるかもしれないので護石の選択肢が増えるでしょう。
装飾品
現在判明している画像では砲術珠IIという新たな装飾品が確認されています。この装飾品のスロットレベルは4となっていますが、今までのスキルの上位版である可能性が高いです。
また、スロットレベル4の装飾品にはスキルが2つ付いている物も存在するという情報があります。スキルの組み合わせはある程度法則性があるもののランダム要素があるとのことです。
弱体化された既存のスキル(弱点特効や無属性強化)の上位版が存在したり、それを補うためのスキルが追加される可能性なども十分に考えられます。
まとめ
今まで強すぎた武器やスキルの見直しはゲームバランスを保つためには仕方無い部分でもあります。
現段階で分かっている弱体化情報は多々ありますが、それをまかなう新要素や新スキルの登場もあり得るので悲観せずにアイスボーンを楽しみにしていきたいですね。