大坂のお花見スポットで有名な場所のひとつが「万博公園の桜まつり」です。大阪府吹田市にある万博公園では約5500本もの桜の木が植えられています。昼間だけでなく夜間のライトアップもあり、桜以外の観光スポットもある点も人気の秘訣ではないでしょうか。
今回の記事ではお花見シーズンの万博公園の混雑状況や、駐車場・電車で行く場合のアクセスについてご紹介します。
目次
万博公園のお花見シーズンの混雑状況は?
万博公園の桜は3月末から4月中旬まで公開しています。平成29年(昨年)は3月25日から4月16日まで公開していて、時間帯は9時30分から21時までとなっていました。今年(平成30年)も同等の期間の公開が予想されます。
さて、肝心な万博公園のお花見シーズンの混雑状況ですが、桜の花が満開の時期の昼食を食べる時間帯が一番混雑しています。大体11時頃から14時頃は混雑のピークですね。メイン会場である東大路エリアは大変混み合いますが、少し離れた所であれば比較的場所は取れるでしょう。やはり桜の密集してる良い場所はごった返すことになります。
混雑を出来るだけ回避するにはオープンの9時半から行く、もしくは15時以降の夕方に行くという方法がオススメです。また、平日であれば比較的空いているので土日を避けて来れる方は平日に予定を組むのが良いでしょう。
昼の花見も夜の花見も実際の予定している時間より、早く行くことが混雑回避のポイントになってきます。特にベストな場所で花見をしたい方は可能な限りオープンの9時半に行くのが絶対条件だと言えるでしょう。
桜は8分咲きを超えると満開という表現をしますが、この時期が一番の見頃です。万博公園の公式サイトでは桜の花の咲き具合を随時更新していますので、花見の時期が近付いたらチェックして花見の予定日を決めましょう。(万博記念公園の公式ホームページはこちら)
2018年の桜の開は例年よりも早く、2018年3月20日現在で既に開花し出している所も多いです。大阪の万博記念公園では3月27日から満開予定との情報が出ましたので、お花見をする予定の方は意識しておきましょう。
万博公園のお花見シーズンの駐車場
万博公園の駐車場は全部で6ヵ所あります。それぞれで停められる車の台数は比較的多く、全ての駐車場を合わせると8,564台停められます(障害者専用・バス専用含む)。
ただ、駐車場の場所によってはメイン会場(自然文化園の東大路)まで1キロ以上の距離を歩くことになるので、荷物が大量にある方は何か運びやすい工夫をして行きましょう。
東駐車場
常設のバーベキューエリアの近い駐車場であり、メイン会場にも近いためかなり混雑するでしょう。万博公園でのバーベキューはこのエリアの常設、特設バーベキューコーナー以外では禁止されています。常設のバーベキューエリアは予約が必須で、特設の方は予約・または当日空きがあれば利用可能です。
駐車台数は998台でその内、障害者専用が12台・バス専用が10台です。
日本庭園前駐車場
万博公園内の中央に位置する駐車場であり、普段でも最も混雑しやすい駐車場です。花見だけでなく色んな施設を回るのにも大変便利で、メイン会場にも比較的近いですがその分利用者は多いです。
駐車台数は616台でその内、障害者専用が8台・バス専用が34台です。
中央駐車場
万博公園のシンボルである太陽の塔に最も近い駐車場です。最寄り駅である大阪モノレールの「万博記念公園駅」にも近いです。太陽の塔をまず見ておきたい方や、モノレールで来るメンバーと合流しやすい駐車場です。この駐車場もメインの駐車場として混雑しやすいです。
駐車台数は971台でその内、障害者専用が11台・バス専用が50台です。
EXPOCITY(エキスポシティ)駐車場
メイン会場まで南駐車場よりは近いエキスポシティの駐車場です。花見もしたいが買い物などもしたい方にはオススメの場所です。
駐車台数は4070台です。
南駐車場
万博公園前の大通りの道路を南に渡った先にある駐車場です。西第1駐車場ほどではありませんがメイン会場まで比較的距離があります。その代わり他の駐車場よりも空いているのが特徴です。
駐車台数は1,218台でその内、障害者専用が15台・バス専用が8台です。
西第1駐車場
メイン会場である東大路まで最も遠い駐車場です。しかし、その分比較的空いているでしょう。
駐車台数は691台でその内、障害者専用が12台です。
駐車料金と駐車時間については駐車場の場所や平日・土日などによって違ってきます。また、万博記念公園の公式ホームページではそれらの情報だけでなく、一定時間ごとにその日の駐車場の混雑状況も公開しているので、出発前や到着前に確認しておくのがオススメです。詳しくはこちらをご覧ください。
万博公園へのアクセスが梅田からの場合
駐車場はたくさんありますし荷物を運ぶのには大変便利ですが、ゲートでの混雑や確実さを考えるとモノレールを使用するのもオススメです。ここでは都心である「梅田駅」から最寄り駅である「万博記念公園駅」へのアクセス方法を2パターンご紹介します。
大阪市営御堂筋線(千里中央行)梅田駅
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北大阪急行線(千里中央行)江坂駅<直通>
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千里中央駅
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大阪モノレール(門真市行)千里中央駅
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万博記念公園駅
阪急京都線(高槻市行)梅田駅
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南茨木駅
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大阪モノレール(大阪空港行)南茨木駅
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万博記念公園駅
万博記念公園へのアクセスはモノレールの利用は必須だと言えます。乗り慣れない人にとっては少し不便に感じるかもしれませんが、このルートが比較的早くて安い交通手段でしょう。
まとめ
お花見シーズンの万博記念公園は人気のあるスポットなので、必ずと言ってもいい程見頃の時期は混雑します。とは言え敷地も広く桜の本数も多いので、何処を見回しても座る場所が取れないといったことは無いでしょう。
行く時間帯を調整したり公共の交通手段を利用することで少しでも混雑を回避するのも一つの方法ですね。